紙の世界を知り尽くす、紙卸商とは

パぺティエールは、創業60年を超える老舗の紙卸商から生まれました。
紙卸業と言うのは、きっと聞きなれない業種ですよね。
自分たちが使うために紙を買うのではなく、印刷屋さんや製本屋さんなど、紙を使って何かをつくる人のために紙を用意するのが私たちの仕事です。
必然的に「紙そのもの」に詳しくなるのですが、その知識はとても専門的。大きさや厚さなどの基本的な知識はもちろんのこと、印刷や加工といった紙の世界そのものの知識も深まります。
その仕事に長年携わっているスタッフたちがパぺティエールを支えています。

パペティエールが誕生したきっかけ

私もこの紙の世界で20年過ごしてきました。
何より私が紙が好きであること。その思いは大きな支えになって、いまに活かされています。

もうずいぶん前になりますが、初めて紙の見本帳を見た時の驚きは今も忘れることができません。
紙に膨大な種類や色があることを知らずにいるのは、本当にもったいないと思ったものです。
「好きな紙を使って、◯◯をつくったら可愛いだろうなあ」という、当時の私の想像がパぺティエールの世界観のはじまりでした。